~ 6月のご挨拶 ~ 社労士 深川より

福岡の社労士(社会保険労務士)深川です。

「2023年の合計特殊出生率は1.2で過去最低」
厚生労働省は、2023年の「人口動態統計」を発表しました。それによりますと、1人の女性が一生のうちに産む子供の指標となる合計特殊出生率は1.2。2022年と比較しても0.06ポイント低下、1947年に統計を取り始めて以来最も低くなっています。結婚数も2023年は47万4717組、前年よりも3万組以上も減少しています。
まさに、「少子化対策は待ったなしの瀬戸際」です。
①若者の貧困化の解消 若者が家庭を持てるだけの処遇(賃上げ)
②「男も家事・育児」 女性も仕事することが当たり前となっている。男性も家事・育児が当たり前とならないと、女性は疲弊してしまう。長時間労働の是正。
③育児休業の拡充、男性も取りやすい環境づくり
④教育の無償化
など、対策は多々あるだろうと思います。
しかし一番大きな問題は、夫婦観、家族観ではないかと思います。今、NHK朝のテレビ小説で放映されている「虎に翼」。主人公の寅子が、敗戦直後の民主化の流れの中で、家族観をめぐり守旧派を代表する大学教授の「家父長的家族観」と戦い抜く場面が放映されました。まさに、それと同じような家族観の転換が求められているだろうと思います。
・男女の結婚を前提とした家族だけではなく多様な家族を認める
・婚外子に法律婚の子と同じ権利を認め、保障する。
・女性1人だけでも子供を産み育てることができる環境をつくる などです。

「元氣の源通信」「労働・助成金情報特急便」6月号を掲載しています。
「元氣の源通信」2024年6月号は、「「自分物語」を育み進化する」というタイトルで書いています。㈱物語コーポレーションは、独特な理念経営を行い、優秀な店長を輩出、「焼肉キング」など13業態で国内674店舗(直営431店舗/FC243店舗)、海外19店舗(2024年3月31日現在)を展開する一大外食チェーンとなっています。
その取り組みの一端を紹介しています。
「労働・助成金情報特急便」第137号では、社会保険算定時期を間近に控え、標準報酬の決定方法及び今年10月からの社会保険適用拡大について明らかにしています。ご留意ください。

人事労務、助成金、労働・社会保険手続のご相談は深川経営労務事務所・㈱グッジョブまでお気軽にご連絡ください。

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