~ 3月のご挨拶 ~ 社労士 深川より

福岡の社労士(社会保険労務士)深川です。

3月8日は「国際女性デー」。全世界、全国各地で「ジェンダー平等」のためのイベントが開催されました。
発表された「ジェンダーギャップ指数2022」によると、日本は世界146ヵ国中116位。特に政治分野(139位)や経済分野(121位)での男女格差は、大きいままです。
確かに、従業員数300人を超える企業には、男女の賃金格差の公表を義務付けるなど、ジェンダーギャップ解消に向けた動きは進んでいますが、国会議員の女性割合(133位)、管理職についている男女差(130位)は最低ラインです。
この2点については、女性に一定の割合を付与する「クオーター制」を導入している国も多くなっており、日本でも導入が求められています。
同時に、「女性活躍=管理職や議員を目指すこと」だけではないということです。
「パートがいなければ回らない職場はたくさんあり、彼女たちがいなければ日本社会はやっていけない。コロナ禍ではそうした人たちへの感謝もよく言われましたが、感謝だけではなく、きちんと評価し、報酬や労働条件に反映されることが必要」(首藤若菜教授)です。
パートも含め、女性がイキイキと活躍できる職場づくりが求められています。

「元氣の源通信」「労働・助成金情報特急便」2023年3月号を掲載しています。
「元氣の源通信」2023年3月号は、「「丁寧な仕事」で日本一を目指す」の続編です。今回は、「「心・技・体」を鍛える」「仕事に使命感を持つと達成感を味わえる」「感謝の仕組みをつくる」です。
「労働・助成金情報特急便」第122号では、残業時間60時間を超えた時の割増率拡大ついて明らかにしています。今年4月から中小企業にも適用されます。また3月には健康保険率、介護保険率、4月には雇用保険率が改定されます。
ご留意ください。

人事労務、助成金、労働・社会保険手続のご相談は深川経営労務事務所までお気軽にご連絡ください。

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