福岡の社労士(社会保険労務士)深川です。
「常識をすべて疑え」
これは、大谷翔平の活躍で注目されている花巻東高校野球部監督の佐々木洋氏の言葉です。
彼は毎年4月の新学期が始まるタイミングで野球部全員に冊子「花巻東野球部フィロソフィ」を配布しています。そこで重視されているのが、打ち方や投げ方ではなく、考え方です。失敗に対する考え方、自分を高める考え方などひたすら考え方を教えています。がむしゃらに頑張るのではなく、日々何をどう頑張るのかという意識をはっきり持つことで、目標に確実に近づいていく、そのツールがフィロソフィだと言います。（京セラフィロソフィに学んだ）
大谷選手が作成した「目標達成シート」も全部員のフィロソフィに挟み込んで配布しています。
また、チーム内に選手主体の「カイゼングループ」をつくり、彼らが感じた改善点を、指導者に提案しやすい仕組みをつくっています。（トヨタ自動車に学んだ）
彼は、野球の常識をすべて捨てると同時に経営者や経営事例から多くを学び、弱小野球部を強豪野球部へと育て上げてきたのです。（以上、日経『トップリーダー』2022年2月号より）
「元氣の源通信」「労働・助成金情報特急便」2022.2月号を掲載しています。
「元氣の源通信」2022年2月号は、「新たな社会を展望する」というタイトルで書いています。資本主義社会の行き詰まりが世界的規模で露わになってきています。凄まじい格差や環境破壊は、人類の生存を脅かしています。新たな社会を模索する時代に入っていると思います。
「労働・助成金情報特急便」第110号では、傷病手当金がどのような条件のもとに利用できるのか、基本的な内容を踏まえながら、今年1月1日から改定された点を説明しています。
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