福岡の社労士(社会保険労務士)深川です。
「敬天愛人」
西郷隆盛をこよなく愛した稲盛和夫京セラ名誉会長が、8月24日逝去されました（享年90歳）。京セラ、ＫDDIを創建、世界的な企業へと成長させ、危機に瀕した日本航空を再建しました。盛和塾には、日本で15,000人、中国で18,000人の塾生（主に中小企業経営者）が集い、稲盛氏に師事しました。誰もが認める超一流経営者でした。
彼は、「敬天愛人」を京セラの社是として、次のように述べています。「天を敬うとは、自然の道理、人間としての正しい道、すなわち天道をもって善しとせよ、つまり、『人間として正しいことを貫く』ことであり、人を愛するとは、己の欲や私心をなくし、人を思いやる『利他』の心を持って生きるべしという教えです」
亡くなられた後の2022年9月に、『経営１２ヵ条 経営者として貫くこと』（稲盛和夫）が出版されています。この本には「どうすれば経営がうまくいくのか」という経営の原理原則、経営の要諦が簡潔にまとめられています。まさに経営者への遺言書とでもいうべき内容です。次回『元氣の源通信』で取り上げたいと思っています。
「労働・助成金情報特急便」2022年10月号を掲載しています。
「労働・助成金情報特急便」第117号では、10月1日から施行された「出生時育児休業」（産後パパ育休）を中心に取り上げています。今年度より育児休業制度が大幅に変更されています。ご留意ください。
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