福岡の社労士(社会保険労務士)深川です。
「退職の一番の理由は、職場の人間関係の悪さ」
人手不足の中、定着率の向上が大きな課題となっています。株式会社武蔵野の小山社長は、しがらみのない職場環境をつくり定着率を向上させています。(今回の「元氣の源通信」参照)
また、中小企業診断士の中倉氏は、退職防止の具体的対策を4点あげています。
①相互理解…互いの立場や価値観、考え方、気持ちを理解し合うことです。特に上司と部下の相互理解が大切です。そのためには定期的な1on1ミーティングや1日1回の声かけなどが有効です。傾聴、共感の姿勢で部下の不安や困りごとへ対応することが求められています。
②存在意義…自分の仕事が社会に役立つと感じることができればやりがいを見出すことができます。会社は経営理念や経営方針を明らかにして、日々の業務がいかに重要かを共有し続けることが大切です。
③成長機会と評価…成長項目とスキルアップ計画を明確化し、定期的な評価面談とフィードバックの制度化が重要です。特に専門職の場合は、スキルマップに作成も効果的です。社員一人ひとりのスキルを洗い出せば、組織全体のスキル分布を分析できます。適切な人材配置と評価に有効です。
④物理的待遇…もちろんお金も大切です。地域の同業他社等と比べて見劣りしない給与が求められます。しかしお金ばかりが待遇ではありません。職場環境や福利厚生の改善も退職防止には重要です。特に今注目されているのが健康経営です。また、誕生日休暇や推し活休暇などの特別休暇を設けている企業もあります。
(以上、「あんしんLiFe」2026年2月号参考)
「元氣の源通信」4月号は、『しがらみのない職場環境をつくる』というタイトルで書いています。㈱武蔵野の小山社長は、「手書きのハガキで想いを伝える」「部下とのコミュニケーションを大切にする」など、率先してしがらみのない人間関係をつり、社員が辞めない会社を実現しています。
「労働・助成金情報 特急便」第155号は、4月から開始される「自転車交通反則制度への会社対応」などを取り上げています。業務で自転車を使用している場合、会社は使用者責任を問われますので、特に対策が必要です。また自転車通勤している従業員には「自転車通勤許可申請書 兼 誓約書」を取るなどの対策が求められます。ご留意ください。
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