~ 11月のご挨拶 ~ 社労士 深川より

福岡の社労士(社会保険労務士)深川です。

「プレゼンティーイズム」 欠勤はしていないが、心身の健康問題によって仕事のパフォーマンスが低下している状態です。
その一つに「更年期症状」があります。更年期症状による経済損失は1年間で、約6300億円に達すると推計されており、企業にも対策が求められています。
男性ホルモン(テストステロン)が低下する40代以降を「男性更年期」と呼び、日常生活に支障を来すほど心や体に不調が生じる状態を「男性更年期障害」といいます。更年期症状は、<疲労感><ほてり、発汗><頭痛、めまい、耳鳴り><性機能の低下>などの身体症状、また<不安、イライラ><不眠><集中力、記憶力の低下>などの精神症状として現れます。
テストステロンの急激な低下の最大の原因はストレスです。ストレスをためない、働きやすい職場づくりが求められています。
①幹部が率先して男性更年期について理解を深める。また従業員が話しやすい雰囲気づくりを行う。
②上司部下、先輩後輩、同僚同士がよい点をお互いにどんどん褒め合い、たたえ合う職場をつくる。(次回「元氣の源通信」で「笑認」制度を取り上げます)
などです。
テストステロンを維持、増進するためには、食事、運動も大切です。食事では不足しがちなビタミンDと亜鉛を積極的に取りましょう。運動ではスクワットなどの筋トレで大きな筋肉を鍛えることです。
(以上「あんしんLiFe」2024年11月号より)

「元氣の源通信」「労働・助成金情報特急便」11月号を掲載しています。
「元氣の源通信」2024年11月号は、『高齢社員の賃金の決め方』というタイトルで書いています。高齢社員の積極的活用が求められています。そのためには賃金改善が不可欠です。その方策を提示しています。
「労働・助成金情報特急便」第142号は、2024年12月から実施される通常の保険証廃止とマイナ保険証及び2025年4月から施行される育児休業制度の改正点を明らかにしています。ご留意ください。

人事労務、助成金、労働・社会保険手続のご相談は深川経営労務事務所・㈱グッジョブまでお気軽にご連絡ください。

PAGETOP